故意にプログラムにバグを埋め込んでは自らの手で修正してお手柄とするシステムエンジニアについての噂。










予め用意したインチキ土器を自分で埋めて、後日自らの手で発掘するという捏造を行っていた考古学研究者が一時期世間を騒がせた。異常なまでの石器発見率の高さからその考古学者はゴッドハンドと称されていた。





捏造考古学者と同じように注目を浴びたい、そして上司などから評価を得たいがために、自分でプログラムにバグを埋め込んでは自分で見つけるという自作自演行為を行うSEがいるという噂がある。





プログラムの不具合が発覚した後、根気よくバグを探すフリをして自分で埋めたバグを程良い頃合いで発見する。



「通常なら数日の工数がかかるところを見事短時間で修正してくれた!」と上司から評価を得るために自作自演を行うという。





「どこどこの会社に実際に居て、ゴッドハンドと呼ばれていたが、不正がばれてクビになった」・・・という風に噂されるが、ゴッドハンドSEが実際に居たのかどうかは分からない。





ただこう云った話はどこの業界にもある話で、連続放火事件を自作自演して手柄を上げていた刑事や、記者による事件捏造など枚挙に暇がなく、ゴッドハンドSEもあながち都市伝説とは言い切れない。