自殺者が所持していた遺品は、警察から遺族の元へと返却される。



 



基本的に全ての遺品が返却されるのだが、首吊りの場合には自殺に使ったロープさえも返却されるという。





首吊りで自殺した方の遺品の中に、見知らぬバックがあって、警察からそっと手渡された。家族が中を確かめると、太いロープが入っていた。






ロープを取り出して見ると、両端は切断されたらしく酷くほつれていて、部分的に脂染みがじっとりと付いていた。







「こんな物までも警察は返却してくるのか!!」家族はロープの意味を悟り、その場で泣き崩れた。