イスの上に生首が載っているこの不気味な絵はポーランドの芸術家であるズジスワフ・ベクシンスキーの作品で、3回見ると死ぬと噂された。















インターネット上で「3回見たら死ぬ絵」として有名になったこの絵は1980年に制作された作品で(タイトル不詳)、最も脂が乗った時期に描かれている。







この時期の作風は死や腐敗、ドクロを描写した不穏でシュールな描写が特徴とされる。







問題の絵がなぜ“3回見ると死ぬ“と言われるようになったのかは不明で、海外では特にそのような話は伝わっていない。





確かに問題の絵は不気味ではあるが、『終末的な風景』『イス』の組み合わせに何かしらのインスピレーションを得ていたようで、この時期の作品にはよく登場する題材である。





不穏なイメージが色濃い作風がこの噂の源と考えられるが、芸術家自身の亡くなり方にもその一因があるように思われる。







芸術家の最後は悲劇的で、長年のパトロンであり知己であった人物の十代の息子とその友人の手によって自宅アパートで刺殺されている。






殺害の動機は金銭トラブルで、芸術家が借金の頼みを断ったためとされ、その額は
わずか数 (約100ドル)であったという。殺害された際、芸術家の体は17箇所も刺されていた。







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1968-1983ベクシンスキーギャラリー





year: 1979









year: 1984





http://beksinski.dmochowskigallery.net/gfx/db/medium/002528.jpg

title: EX year: 1987







year: 1979







year: 1978-79



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