ある研究所の寮で暮らす男性はある時期を境に体の調子を崩した。


いくら寝ても疲れが取れないし、ものすごく体がだるい。髪の毛が大量に抜ける。


病院で検査を受けるも原因不明で、彼はまもなくして亡くなってしまった。







その後、彼の死に関して恐ろしい事実が発覚した。彼が暮らしていた部屋のベットの中から医療用放射源が見つかったというのだ。



亡くなった彼は高濃度の放射線を被ばくしながらベットで寝ていたのである。音も臭いもなく健康を奪う放射線に気づける訳が無く、彼はただ毎日の睡眠で被爆するしかなかった。


犯人は恨みを持った彼の同僚で、研究施設から盗んだものだったという。




医療用放射線源の悪夢

1987年9月、ブラジルの病院跡地から医療用放射線源のセシウム137が持ち出され、それに触れた市民200人以上が被曝、4人が亡くなる事故が起きた。

場所はブラジル中部ゴイアス州の州都ゴイアニア市の市街地である。現地を訪れると、被曝者が「光る粉」と呼ぶセシウム137の汚染被害は身の毛がよだ
つほどに悲惨なもので、今もなお尾を引いていた。


光る粉の惨事―ブラジルのセシウム汚染