カツオの親友である中島君の家族は、祖父ちゃんとごくたまに兄しか登場しない。



実は中島くんのご両親はすでに他界していてこの世にはいないという。


















原作のサザエさんは戦後間もない頃、新聞で連載された社会風刺を織り混ぜた4コマ漫画。





連載当初は登場するキャラクターはちゃんと歳を取っていて、初めはカツオは幼稚園児だった。





それを踏まえ逆算すると、父親は出征し戦地で死亡。母親は空襲でまだ赤ん坊だった中島君をかばって死亡したという線が濃厚だと言う。





戦後、中島くんの家族で生き残ったのは親の実家に疎開していた兄と、実家の主である祖父ちゃんだけ。





中島くんがメガネを掛けてるのは、空襲の影響で弱視になったからだそうだ。





補足<

サザエさんの原作では、お祖父さんに引き取られた戦争孤児の子供が出てきます。その子の名前は明かされていませんが中島くんにそっくりの姿をしています。





アニメ化にあたりカツオの親友という設定でその戦争孤児を中島くんとして使ったものと思われます。





両親と暮らしている描写がなかった中島君ですが、作品No1734「ボーナスのあとさき」で両親が初めて登場しました。



これにより中島君には両親が居るという設定であることが判明しました。





原作のキャラ設定では戦争孤児であり、アニメ版では『
中島』という名前が与えられて、両親が居るという設定になったのでしょう。









No1734「ボーナスのあとさき」より:中島君の両親






サザエさん市場:中島の両親



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