火葬で焼きあがった遺骨に色が付いているケースがある。色は緑が多いが、ピンクや青に染まっていることも。
着色について薬の服用や金属の蓄積の結果とする説明が多いが、はっきりとした原因は分かっていない。
[2006年12月27日読売新聞環境ルネサンス]
関東地方の市立火葬場。火葬中を示す炉の赤ランプが消え、ひつぎの載っていた台を、背広姿の職員が引き出した。
灰に交ざった頭骨の内側の一部と、大腿(だいたい)骨の端が、うっすら緑色に染まっている。施設長の男性職員(55)は「全体が濃い緑色をした骨も、時々目にします」と言う。

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